人事労務相談、就業規則の作成、給与計算、労働社会保険各種届出手続、助成金等 - 新宿区高田馬場 社会保険労務士 小林事務所

算定基礎届

1. はじめに

うっとうしい梅雨の季節となりました。今年の梅雨はどんな梅雨になるのでしょうか。早くあけてもらいたいものです。
今年の夏は、予報によりますと猛暑のようです。
水不足も心配になりますね。

2. 労働経済から

今年の年度更新を終えて感じたことは、雇用保険料率が下がったため、概算保険料がかなり減額された印象です。
率自体は小さい額ですが、分母が大きくなると、結構な金額になってきます。このような改定はどしどしやってもらいたいですね。

3. 社会問題から

 いよいよ社会保険の算定基礎届を提出することになります。
当事務所に委託されている事業所様はご連絡ください。
随時手続に伺います。
よろしくお願いします。

4. トピックス

社会保険庁の年金問題が世間を騒がせております。
厚生労働委員会で質問に立った民主党の内山議員は、社会保険労務士の資格をお持ちですので、まさに適任であったかと思います。
歴代の社会保険庁長官の退職金問題も含め、誰かがちゃんと責任を取ってもらわないと国民の皆さんは納得しないと思います。
参議院選挙では、どのような結果になるのでしょうか。きちんと判断して投票しないといけませんね。

2007年7月1日 12:00 AM  カテゴリー: 旧小林事務所便り

労働保険料

1. はじめに

あっという間にゴールデンウェークも終わり、今月の中旬には入梅を迎える季節となりました。
今年も早いもので、半年が過ぎようとしています。
夏休みの計画もそろそろたて始めないといけませんね。

2. 労働経済から

前月号でもお知らせしましたが、国会の予算成立の遅れにより、労働保険料の納付が6月11日までに延長されておりますので、慌てずにお支払ください。
計算してみますと、雇用保険料率が下がった効果は、かなりあると実感できます。

3. 社会問題から

7月に入りますと社会保険の算定基礎届を提出することになります。
4,5,6月に支払った給与で算定することになりますので、今月の給与計算が終了しましたら、早めに準備しておいたほうが良いでしょう。

4. トピックス

社会保険労務士も研修を受け、試験に合格することにより、新たに特定社会保険労務士という資格を4月より持つことができるようになりました。
私もこの制度発足当初より、この資格を持ちましたのでお知らせします。
この資格を持つと民間型ADR(裁判外における紛争解決手続)ができるようになります。
ただし、金額の限度が60万円ですので、それを超えると弁護士さんと共同で行うことになります。
制度のお知らせでした。 

2007年6月1日 12:00 AM  カテゴリー: 旧小林事務所便り

雇用保険料率改定

1. はじめに

雪のことなんかすっかり忘れていたら、桜が咲き始めた頃に降るなんてやっぱり変な気候ですよね。
しかしながら、一年で最も過ごしやすい季節になりますし、ゴールデンウイークもありますので、心身ともにリフレッシュしましょう。 

2. 労働経済から

今年は国会の予算成立の遅れの関係で、労働保険料申告書の発送が遅くなってしまいましたが、やっと成立しました。
この書類送付の遅れにより、納付期限が、今年は6月11日に延長されましたのでお知らせいたします。

3. 社会問題から

4月より健康保険の報酬月額の拡大に伴い、5月支給分より該当する方の保険料が変更になりますのでご注意ください。
該当する方については、社会保険事務所より通知が届くはずですので、内容をよく確認してください。

4. トピックス

この4月より、東京都の社会保険事務所におきましても健康保険証の即日発行ができなくなり、会社への郵送となりました。
神奈川では以前よりこの形態でしたが、東京は受付表を記載する必要があり、なかなか面倒な処理になっております。
都道府県によって処理の仕方が違うというのは、コスト面から考えても無駄のような気がしますが、いかがなものでしょうか。

2007年5月1日 12:00 AM  カテゴリー: 旧小林事務所便り

法改定

1. はじめに

観測史上最も遅い初雪を記録し、地球温暖化もかなり進んでいるようで、将来に不安が残りますね。
ただ、本格的な春が到来しましたので、これからの季節を楽しんで過ごしたいものですね。 

2. 労働経済から

4月から雇用保険料率が引き下げになります。一元適用の事業所では、個人負担率が0.6%になりますので、給与計算においては変更をお願いします。
また、労働保険料の年度更新についても、概算保険料率が0.6%になりますのでご注意ください。

3. 社会問題から

4月より、給付関係の改定が実施されることは、前月号でお知らせしましたが、退職後に、本人の選択により加入する任意継続被保険者について、出産手当金、傷病手当金の給付が廃止されますのでご注意ください。

4. トピックス

4月より男女雇用機会均等法が改正されますが主なものは下記のとおりです。
セクシャルハラスメントは、今まで女性に対してだけでしたが、男性に対する行為も対象となります。
妊娠、出産等を理由とする不利益取扱の禁止については、今までは解雇についてでしたが、退職勧奨、雇止め、パートへの変更なども新たに追加されます。
間接差別として、昇進に当り転勤経験を要件とするなど、合理性がない場合は禁止されます。

2007年4月1日 12:00 AM  カテゴリー: 旧小林事務所便り

健康保険給付の改定

1. はじめに

いよいよ年度末の3月となりました。
忙しい月になりますが、ひとつひとつ着実に処理をしていきましょう。 
また、手続や提出漏れがないかも再チェックしてみてください。 
法改正も多いですので、その確認も忘れないでください。

2. 労働経済から

 4月になりますと、労働保険料の年度更新が始まります。
3月の給与が締まりましたら、早めに準備に取り掛かりましょう。
書類は、例年3月末頃から4月上旬に届きますので、よろしくお願いします。 

3. 社会問題から

社会保険の届出書類が、昨年の秋頃より一部変更になっております。
それに伴い、添付書類など多少の変更があるようですので、手続の際は、ご注意ください。
なお、旧式の書類でも受付てくれますので、ご安心ください。

4. トピックス

4月より健康保険の給付のルールが変更になりますので注意が必要です。
特に、退職後の出産手当金、傷病手当金の給付が廃止されますので、ご注意ください。
また、賞与支払いの際の賞与額の上限の変更があります。 
今までは、1回につき健康保険で200万円、厚生年金で150万円が上限でしたが、これが年間で540万円の上限となりますので、ご注意ください。
保険料を何とか取ろうとしているようで嫌になります。

2007年3月1日 12:00 AM  カテゴリー: 旧小林事務所便り

労働基準法改正案

1. はじめに

今年は暖冬のようですが、相変わらず風邪は流行しているようです。
特に1年で一番寒い時期になりますので、体調管理には充分気をつけましょう。
もう少しすれば、春の足音も聞こえてきます。
頑張っていきましょう。

2. 労働経済から

昨年より労働基準法の改正でいろいろ新聞紙面を騒がせています。
新聞報道でも、数日も経たないうちに、内容が変更になっており、厚生労働省や政府は何をやっているのかと言いたくなってしまいます。結局、夏の総選挙が気になるようです。

3. 社会問題から

社会保険の加入要件につきましては、5年間据え置きという話でしたが、1年前倒しで、再度加入要件につきまして、検討がなされるようです。
政府はちゃんと約束を果たしてもらいたいと思います。

4. トピックス

厚生労働省は雇用ルールの見直しに向けて、調整の大詰めに入っておりましたが、日本版ホワイトカラーエグゼンプションの導入は、労働者側の反対が強く、今回の検討は断念しました。
また、割増賃金の料率の引き上げについては、具体的に提案されておりましたが、こちらは法案成立に向けて、独自に国会に提出するようです。
いずれにせよ、労使ともに納得のいく法案を成立させてもらいたいものです。

2007年2月1日 12:00 AM  カテゴリー: 旧小林事務所便り

離婚における厚生年金分割

1. はじめに

今年も1ヶ月を残すのみとなりました。この1年は皆様にとっては、どのような年だったでしょうか。
いろいろと多忙な月ですが、風邪など引かないよう健康管理には充分に注意しましょう。

2. 労働経済から

雇用保険の失業保険について、自己都合で退職した場合の被保険者期間の見直しが検討されているようです。
今までは、原則6ヶ月間あれば失業保険は受給できたのですが、この期間を延長しようとしているようです。

3. 社会問題から

 来年4月より離婚後における厚生年金の分割が開始されます。
噂によりますと、かなりの方がこの機会を待っているようです。但し、分割したからといって、本当に年金だけで生活ができるかというと、厳しいものがあるようです。

4. トピックス

 「社会問題から」でも記載しましたが、来年4月以降離婚した場合、婚姻期間における厚生年金の分割が開始されます。
これにより、一般的には夫の年金が減らされ、妻の年金が増えることになります。
但し、離婚後に夫が死亡した場合、遺族厚生年金が受給できないことや、年上の妻の年金が増えるのは、夫が年金受給の資格を有するまで待たないといけないなど、落とし穴が結構ありますので、充分に注意が必要です。

2006年12月1日 12:00 AM  カテゴリー: 旧小林事務所便り

転籍の注意点

1. はじめに

早いものであと2ヶ月で今年も終わりです。12月は何かと忙しくなりますので、今月中にできるだけできることはしておきましょう。
また、年末調整等、準備できるものは早めに用意をしておきたいですね。

2. 労働経済から

労災事故が起こった場合で、相手がいる場合、第三者行為災害届の提出が必要になります。ただでさえいろいろ面倒な手続きの労災申請の上に、この手続きは更に面倒なものです。以前にもQ&Aで書きましたが、金銭の授受などすると後で面倒なことになりますので、充分注意しましょう。

3. 社会問題から

社会保険庁改革が行われようとしております。これに伴い、かなりの改定が行われることになりそうです。特に都道府県により健康保険料率が変わってきますので、今後の動向に注意が必要です。随時お知らせしたいと思っております。

4. トピックス

10月より医療保険制度が改正されましたが、内容は下記のとおりです。
出産一時金は、30万円から35万円に引き上げられました。
埋葬料については、一律5万円に引き下げとなりました。
高額療養費の自己負担限度額が低所得者を除き、引き上げられました。
現役並みの所得を有する高齢者(月収28万円以上、課税所得145万円以上の方)について、2割負担から3割負担に引き上げられました。
ほとんどが負担増ですね。

2006年11月1日 12:00 AM  カテゴリー: 旧小林事務所便り

厚生年金保険料

1. はじめに

いよいよスポーツの秋、読書の秋を迎える時期になりましたが、皆さんはどの秋を迎えようとしていますか。
私は日ごろの運動不足を解消したいと思いますので、スポーツの秋にしたい思っております。
水泳をまた始めようと思います。2. 労働経済から
厚生労働省の労働諮問委員会が開かれ、今までの改定案はすべて白紙となり、審議をし直すことになりました。
これは、誰が考えても当然の結果だと思います。とにかく、労使ともに案に反対だったのですから。こういうことを無駄というのではないでしょうか。

3. 社会問題から

10月より出産育児一時金が30万円より35万円に引き上げられます。これは少子化の対策として改定されたものです。
金額としては少ないかもしれませんが、少しでも少子化傾向に歯止めがかかればいいかと思います。 

4. トピックス

 Q&Aでも記載しておりますが、10月より厚生年金保険料率が改定されます。
また、7月に提出した算定基礎届に基づき、社会保険料の等級が改定される方がいると思いますので、併せて変更をお願いします。
また、昇給等により、基本的賃金が改定された場合で、3ヶ月経過後平均賃金を算出して従前の等級と2等級以上の差が生じた場合は、月額変更届の手続きを行います。
7月より支払い基礎日数が20日より17日以上に変更されておりますので、ご注意ください。

2006年10月1日 12:00 AM  カテゴリー: 旧小林事務所便り

育児休業

1. はじめに

 今年の梅雨は例年よりかなり長く、各地で被害が出たようです。残暑は厳しいという予報が出ておりますが、どのようになるのでしょうか。
異常気象のせいか、以前ほど天気予報が当たらなくなったような気がしますが、いかがでしょうか。

2. 労働経済から

育児休業は、子が満1歳になるまで取得できますが、保育園が一杯で子を預けられない場合は、さらに6ヶ月を限度として延長することができます。これにあわせて、社会保険料も延長申請をすることにより、引き続き保険料が免除になりますので、申請を忘れないようにして下さい。

3. 社会問題から

労働経済でも取り上げましたが、1年6ヶ月まで育児休業の保険料免除が受けられます。もし、予定より早く育児休業が終了する場合は、終了届の提出が必要ですので、お忘れのないようにしてください。

4. トピックス

25歳~29歳の女性の労働力率(有業者と失業者の合計が人口に占める割合)が上昇しているのは、大半が女性の晩婚化や非婚化、出産時期が遅くなる晩産化が原因との分析を内閣府がまとめたようです。
出産・育児を機に仕事を辞める女性が増える「M字カーブ」が改善したのは見かけだけで、女性の仕事と子育ての両立が進んだわけではないと指摘しています。
育児休業を取得されている方は増えているようですが、まだまだ少子化傾向は続いているようです。

2006年9月1日 12:00 AM  カテゴリー: 旧小林事務所便り