最近の労働基準監督署の調査の重点
1. はじめに
6月は前半はさわやかに過ごせますが、後半から梅雨に入りうっとうしい日が続きます。
日本は四季折々の風景が楽しめて情緒ある土地柄と思いますが、じめじめしたあの感じは、毎年経験していても、慣れるものではありません。
2. 労働経済から
景気がよくなってきたせいか、8年ぶりに労働人口が増加したようです。
女性と高齢者がその数を増やしているようです。前から申し上げていますが、これからは、女性とシルバー世代の方をうまく活用していくことが重要と思われます。
3. 社会問題から
7月になりますと算定基礎届の提出がはじまります。
4,5,6月に支給した賃金総額を元に算定します。これには交通費も含まれますので、ご注意ください。
今のうちから準備しておくと、あわてずに済みます。
4. トピックス
労働基準監督署の調査ですが、特に労働時間の把握に力を入れているようです。
ひとつはサービス残業をさせていないかという点と、もうひとつは健康管理上による労働時間管理ができているかという点から、指摘されることが多いようです。
以前は管理職など管理監督者については、タイムカード等を使用していませんでしたが、過労死等の問題が最近は増えており、残業代とは別に、時間管理が必要になりました。ご注意ください。
2006年6月1日 12:00 AM カテゴリー: 旧小林事務所便り