人事労務相談、就業規則の作成、給与計算、労働社会保険各種届出手続、助成金等 - 新宿区高田馬場 社会保険労務士 小林事務所

定年延長

1. はじめに

この冬は暖冬の予想に反し、各地で大雪となり、12月の平均気温は観測史上最も寒い記録となったそうです。
長野県出身の私ですが、この寒さにはまいっています。
季節柄、健康には充分ご注意ください。

2. 労働経済から

今年の4月より、定年年齢が62歳に延長されます。60歳に到達した段階で再雇用制度や契約の変更など、今までと違った契約内容に変更することも可能になってきます。そうするには、就業規則に記載する必要がありますので、特に該当者のいる事業所様では、就業規則の見直しが必要になります。

3. 社会問題から

国民年金保険料の未払いが問題となっておりますが、社会保険庁は未払い解消をめざし、保険料の徴収を強化していく模様です。老齢年金ばかりに目がいってしまいますが、障害年金や遺族年金もありますので、国民年金はしっかり納付しておくべきでしょう。

4. トピックス

厚生労働省は一定水準以上の年収を得ている会社員を対象に、休日や深夜の労働に割増賃金を支払う規制から除外する検討に入っているようです。
新たに対象となる社員は
①職務について使用者から具体的な指示を受けない
②成果や能力に応じて賃金が決まる
③一定水準以上の年収が確保される
などの条件を満たすことが必要になります。今後、これについては情報が入り次第、お知らせしていきます。

2006年2月1日 12:00 AM  カテゴリー: 旧小林事務所便り