人事労務相談、就業規則の作成、給与計算、労働社会保険各種届出手続、助成金等 - 新宿区高田馬場 社会保険労務士 小林事務所

定年延長の義務化

1. はじめに

毎年同じことの繰り返しになりますが、早いもので12月になります。
年齢を重ねるほど、1年が過ぎるのが早い気がします。
忙しい時期になりますが、36協定や就業規則の変更の届出など、忘れているものがないかご確認下さい。

2. 労働経済から

請負と派遣の取り扱いについて、請負契約をして仕事をしている場合、請負先での指揮命令下にはなりません。派遣契約であれば、派遣先の指揮命令下になり、指示を受けることは問題ありません。請負の場合、つい指示をしてしまったりして違反を犯すケースがあるようです。

3. 社会問題から

12月になりますと、賞与を支払う企業さんも多いかと思います。ご存知のように、個人ごとに記載した賞与支払届の提出の必要がありますので、支給された際には、ご連絡下さい。また、支給予定で、支給できなかった場合でも、不支給の届出が必要になります。

4. トピックス

 11月より改正不正競争防止法で刑事罰が拡充されることになりました。 
転職により、営業秘密を漏らしたりすると刑事罰や損害賠償の恐れが発生してきます。 
また、漏洩にかかわった個人だけでなく、採用した法人にも1億5千万円以下の罰金が科せられます。 
まず、保持すべき秘密を特定することと、後で漏洩問題に巻き込まれないためにも、従業員と会社できちんとした秘密保持契約を結んでおく必要があると専門家は指摘しています。

2005年12月1日 12:00 AM  カテゴリー: 旧小林事務所便り