小林事務所便り (2005/8/30) アーカイヴ
1. はじめに
夏はいかがお過ごしになったでしょうか。満喫された方、休みを取れなかった方等いろいろでしょうが、今年も1/3を残すことになりましたので、頑張っていきましょう。 また、この時期になりますと、夏の疲れが出やすくなります。水分を充分に取り、健康に注意しましょう。2. 労働経済から
アスベストの件で、労災給付関係にいろいろと不都合が出ているようです。労災給付は、事柄により時効期間が異なりますが、今回の件は5年が時効です。 これでは過去の分が救済できないということで、急遽延長する動きが出ております。しっかりした対応が望まれます。
3. 社会問題から
厚生労働省は、少子化対策として、出産一時金などを増額する一方、傷病手当金や埋葬料は減額する方向で見直しに着手するようです。最近は精神的な病気により傷病手当を申請する方が増えておりますので、給付節減の措置のように感じられます。
4. トピックス
有効求人倍率が増加傾向にあります。これは企業が人の採用を増やしていることの表れです。この数字により、景気も回復傾向にあるという見方もできます。 それでも、ハローワークに行くと、失業者で朝などは人で溢れそうになるくらいです。
相変わらず、需給と供給のミスマッチが続いているようです。
ニートと呼ばれる方々もいて、なかなか難しいご時世ですが、個人的には若い方には、とにかく仕事に打ち込んでもらいたいところです。
2005年8月30日 12:00 AM カテゴリー: 旧小林事務所便り