小林事務所便り (2005/8/2) アーカイヴ
1. はじめに
いよいよ夏本番となりました。
夏休みを計画されている方も多いと思います。昔に比べて、帰省ラッシュなど、分散化傾向にあり、大渋滞も多少解消されつつありますが、国民大移動の様相は変わらないようです。心にゆとりを持って出かけましょう。
2. 労働経済から
求人に伴う年齢制限につきまして、今までは努力義務でしたが、今後は限りなく年齢制限をしてはいけないということで職業安定所より指導を受けました。各事業所ごとで、いろいろ事情はあろうかと思いますが、極力求人の際には年齢制限をしない様に、ご協力をお願いします。
3. 社会問題から
すべての年金受給者が受け取る基礎年金を賄うのに必要な現役世代の保険料負担が2003年度は一人当たり月14800円となり、過去最高になりました。これは高齢化で年金受給者が増える一方で、国民年金の未納率が36%台の高止まりになっている影響が考えられます。
4. トピックス
障害者雇用の問題で、悪質な企業につきましては、2社が会社名を公表されましたが、行政官庁においても法定の率を遵守していないケースが散見されることが判明しました。民間にだけ取締りを厳しくし、身内である行政機関については、大目に見ているというやり方は、納得がいきません。こういったようなことは、他の様々なところで見受けられます。
先月号で、多少対応がよくなったような話をしましたが、残念ながら、まだまだ至らぬ点が多いようです。
2005年8月2日 12:00 AM カテゴリー: 旧小林事務所便り