人事労務相談、就業規則の作成、給与計算、労働社会保険各種届出手続、助成金等 - 新宿区高田馬場 社会保険労務士 小林事務所

小林事務所便り (12000/1/30) アーカイヴ

1. はじめに

このところ寒い日が続き、やっと冬らしくなってまいりました。
風邪が流行っているようですが、健康には充分に注意したいものです。
2月号のNEWSをお届けします。2. 労働経済から
リクルート社調査による「OLお金白書」によるとOLの平均月収(額面)は19万円以下が54.4%と半数に上ります。ボーナスは3人に1人が「無し」で、前年より「多い」は23%でした。1ヶ月の貯蓄は2~3万円、現在の貯蓄総額は50万円未満が最も多いようです。地道な姿勢が窺えます。3. 社会問題から厚生省は企業が運営する健康保険組合の財政が悪化した場合、解散も含めて監督・指導する新制度を7月から導入します。健保組合に収支改善計画を作成させるなど財政悪化に歯止めをかけ、債務超過に陥る前に解散を指導します。
ただし、医療保険制度の抜本改革無しでは、構造的な財政悪化問題の解決にはならないことは明らかです。5. トピックス厚生省は4月から始まる介護保険制度で、政府管掌健康保険において40歳から64歳が初年度に負担する介護保険料率を0.95%(労使折半)にする方針を決めました。なお、本人負担額は平均で月1550円となるようです。
また、今秋から導入予定の確定拠出型年金につきましては、制度創設時の混乱を最小限に抑えるため、コンピューターシステムの整備にさらに時間をかける必要があると判断し、来年の1月から3月へ先送りすることになりました。

2000年1月30日 12:00 AM  カテゴリー: 旧小林事務所便り