小林事務所便り (2005/1/6) アーカイヴ
1. はじめに
平成16年は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
平成17年も何卒よろしくお願い申し上げます。
皆様にとって良い1年でありますよう、お祈りいたしております。
2. 労働経済から
平成16年12月より、募集に際して、年齢制限を設ける場合、今まで求人票には、その該当する理由の番号を記載するだけでよかったのですが、今後は、具体的な理由を記載することになりましたので、ご注意ください。だんだんと、欧米にならった規制となって来ました。
3. 社会問題から
介護保険料の負担年齢の引き下げが検討されておりました。現在は40歳ですが、20歳に下げようとして反対されたため、段階的に年齢を下げようとしたのですが、経済界や運営する市町村からの反対が強く断念せざるを得なくなりました。徴収することだけでなく、効率の良い給付をもっと考えるべきだと思います。5. トピックスQ&Aに関連して、最近の傾向として、特に大手企業においては、請負契約をやめて、派遣契約に切り替えるところが増えてきているようです。
今までも指摘されてきておりましたが、請負契約と派遣契約では、非常にグレーゾーンの部分が多かったのですが、ここにきて、コンプライアンスしようという機運が高まり、このような動きが行われているようです。
派遣契約では、指揮命令を直接できるため、法違反の問題がほぼ解消されることになります。
2005年1月6日 12:00 AM カテゴリー: 旧小林事務所便り