小林事務所便り (2004/1/30) アーカイヴ
1. はじめに
今年のお正月はいかがお過ごしになられたでしょうか。
季節的には1年中で1番寒い時期になりました。晴天の日が多く、乾燥している日々が続いておりますので、くれぐれも風邪などひかぬよう、お過ごしください。
2. 労働経済から
労働組合の組織率が年々減少しております。最近の春闘をみても雇用維持が重要課題となり、昔のような賃上げ要求という、季節の風物詩的なものは影を潜めてしまいました。特に最近の若者は、労働組合の存在意義も理解されていない方が多くなりつつあり、それも一つの要因のようです。
3. 社会問題から
政府官掌の健康保険の事業所様におかれましては、本年3月を目途に、新保険証との差し替えを行う予定になっております。
社会保険事務所から送付されてくる案内により実施されます。手続は当事務所にて行う予定ですのでご連絡ください。
4. トピックス
年金改革がほぼ見えてきました。保険料の上限は18.35%(労使折半)になり、本年10月より0.354%づつ毎年保険料を引き上げていこうというものです。
また、厚生年金の適用者の拡大(週20時間以上は加入義務)に伴い健康保険の加入条件も同様にしたいとの考えのようです。
ふたを開けてみれば、結局問題を全部先送りにした内容で、なんら根本解決になっていないような気がします。
国民年金の未納者問題も解決することが先決と思いますが如何でしょうか。
2004年1月30日 12:00 AM カテゴリー: 旧小林事務所便り