小林事務所便り (2002/2/27) アーカイヴ
1. はじめに
厳しかった冬もようやく終わりに差し掛かり、春が近くに感じられる季節になってきました。
長引く不況も、早く冬を脱して、春になってもらいたいものです。
また、年度末になり多忙な時期ですが、頑張っていきましょう。
2. 労働経済から
「将来人口推計」によると、出生率は2000年で1.36。平均寿命は男77.64歳、
女84.62歳で少子高齢化が益々加速され2006年に人口がピークになると予測しています。
また、65歳以上の高齢者は2025年には約3500万人となり2000年と比べ57%増加すると予測しています。
3. 社会問題から
政府管掌健康保険の被保険者の負担割合が3割にほぼ決定しました。 来年の4月より導入の予定です。
小泉首相が言っている構造改革が国民の「痛み」だけに終わらないように切に祈るばかりです。少子高齢化とも併せ、医療、年金制度は今後厳しい状況になりそうです。
4. トピックス
4月からの労働・社会保険関係の主な改正点は下記の通りです。
①育児休業の勤務時間短縮等の措置を講ずる年齢が現状1歳から、3歳に引き上げられます。
②適用事業所に使用される65歳以上70歳未満の方は厚生年金の被保険者とされ、保険料が徴収されることになります。
これにより、対象の方については、新たに資格取得届を提出する必要があります。
また、報酬によって、厚生年金が停止される場合があります。
2002年2月27日 12:00 AM カテゴリー: 旧小林事務所便り