小林事務所便り (2001/10/3) アーカイヴ
1. はじめに
スポーツの秋、食欲の秋、読書の秋と1年でも最も過ごしやすい季節となりました。
私は、この秋は、一生懸命勉強をして、おおいに遊ぼうと思っています。
みなさんは、どんな秋を過ごされる予定でしょうか。
2. 労働経済から
人材派遣各社が一般事務職を短時間、顧客企業に送り込む「パートタイマー型」派遣市場を積極的に開拓しています。
同じ仕事を一人でするのではなく、複数の人間が短時間でこなすという新しい雇用形態です。
女性一般職新卒採用中止で不足気味の、比較的簡単な事務要員の不足を補えます。
3. 社会問題から
厚生労働省は2002年度に予定している医療制度改革の基本方針を固めました。
健康保険の加入者であるサラリーマンの本人負担を医療費の2割から3割に引き上げることなどを検討します。高齢者の負担限度額引き上げも求めるようです。
医療費の伸びを抑制し、悪化している医療保険財政を立て直すのが狙いです5. トピックス7月の完全失業率が過去最悪の5%になり、雇用情勢の悪化が鮮明になってきました。
政府は緊急の雇用対策として45歳以上60歳未満の離職者を雇入れた場合(職安または民間人材紹介会社経由)、その企業に助成金を支給する等、様々な政策の実施を考えているようです。
ただ、求人側と求職側のミスマッチは相変わらず大きく、希望退職者らにとっては、求職活動は厳しさを増しているようです。
2001年10月3日 12:00 AM カテゴリー: 旧小林事務所便り