小林事務所便り (2000/12/8) アーカイヴ
1. はじめに
このところ朝晩の冷え込みが厳しくなり冬らしくなって参りました。
今世紀も余すところいよいよわずかとなりました。何かと忙しい時期ですが、風邪などひかぬよう健康に留意してお過ごし下さい。
2. 労働経済から
日本経済新聞社がまとめた今年の冬のボーナス調査中間集計で、企業が個人の能力、業績に応じて支給額に格差をつけたり、部門の業績に連動させて増減させる成果主義が浸透していることがわかりました。
支給方法にメリハリを利かせながら社員の士気向上を図る一方、人件費負担の膨張には歯止めをかけようとしているようです。3. 社会問題から 森首相の私的諮問機関である「社会保障構造の在り方について考える有識者会議」は、急速な高齢化に伴い社会保障の負担が長期的に膨らむ見通しを踏まえ、高齢者にも経済的な能力に応じた負担を求める方針を打ち出しました。
また、高齢者の就労促進や少子化対策を通じて制度の「支え手」を増やす必要があると指摘しました。
4. トピックス
いよいよ年末になり、会社の業務面でも年末調整など特別な仕事が多い月といえます。
労務面におきましても、36協定、就業規則や変形労働時間性の労使協定などの届出がなされているか、チェックする必要がありますので、ご確認ください。
また、12月に賞与を支給する会社が多いと思いますが、社会保険の賞与支払い届を提出する必要がありますので、当事務所までご連絡ください。
2000年12月8日 12:00 AM カテゴリー: 旧小林事務所便り