人事労務相談、就業規則の作成、給与計算、労働社会保険各種届出手続、助成金等 - 新宿区高田馬場 社会保険労務士 小林事務所

小林事務所便り (2004/5/31) アーカイヴ

1. はじめに

桜が咲いたと思ったら、新緑の季節となり、早くも梅雨の季節が近づいてくる時期となってしまいました。
 日本は四季の移り変わりがはっきりしているので、情緒あふれる文化も育ったということですが、私はただあわただしく過ごしてしまっています。

2. 労働経済から

5月の連休明けより五反田職業安定所が廃止されました。そのため、目黒区、品川区、港区の事業所様、及びこれらの区にお住まいの方で失業保険を受給されようとしている方は、手続の場所が従来と変わりますので、ご注意ください。

3. 社会問題から

昨年より算定基礎届の対象月が一月づつ早まり、456月が対象となります。
 6月の給与を支払ったら、早めに準備をしておくと慌てなくてすみます。
 手続は7月の上旬が予定されていますので、よろしくお願いいたします。

4. トピックス

 もめにもめている年金改革ですが、懸念したとおり、国民が思っているような改革にならずに終わってしまいそうです。 特にひどいのは、国会議員、更には閣僚でさえ、保険料を払っていなかった人がいるということです。江角マキコさんもCMには出たものの、年金を払っていないばかりに、かなりのパッシングを受けたようですが、国会議員の偉い先生方には何かあったのでしょうか。小泉さんもこの件については、「今後注意すればいい」みたいなことを言っているようでは救いようがないと思います。 

2004年5月31日 12:00 AM  カテゴリー: 旧小林事務所便り

小林事務所便り (2004/4/27) アーカイヴ

1. はじめに

桜の開花宣言が早かった割には、比較的長く花見を楽しめたかと思います。
いよいよ風薫る5月となりました。1年中で私のもっとも好きな季節になりました。
 暖かくなって来て、脂肪の燃焼率もよくなってきますので、運動をして余分な脂肪を落とそうと思っています。

2. 労働経済から

労働局より、緑色の封筒に入った書類が送付されてきます。既にご連絡を頂き手続を済まされた事業所様も多く居られますが、まだの事業所様につきましては、早めの手続をお願いします。私の都合で遅れている場合もございますが、ご了承の上、よろしくお願いいたします。

3. 社会問題から

年金改革について、国会でもめにもめています。その場しのぎの政策しか出せない政府ですので、野党が噛み付くのも当然ですが、その野党ももう少ししっかりしてもらいたいところです。野党もだらしないがために、いつまでもその場しのぎの政策で落ち着いてしまうような気がしてなりません。

4. トピックス

現在国会では年金改革についてもめにもめておりますが、その一方で、無年金障害者の救済対策についても検討されております。
 これは任意加入の時代に加入しないままに障害を負ってしまい、障害基礎年金を受け取れない方についての救済策を協議するものです。
 年金不信はあるものの、老後だけでなく、遺族、障害についても年金として支払われるものですので、万が一の際の保険として年金は納付してほしいと思っています。
 

2004年4月27日 12:00 AM  カテゴリー: 旧小林事務所便り

小林事務所便り (2004/3/29) アーカイヴ

1. はじめに

新しい年度ともいえる4月となりました。新入社員への手続や教育など、忙しい時期となりました。
 また、だんだん暖かくなり、過ごしやすい季節にもなってきます。
 冬の運動不足を解消するため、体を動かす準備をしようと思っています。

2. 労働経済から

毎年、4月~5月20日にかけて、労働保険料の年度更新が行われます。今年は大幅な改正がありませんので、昨年と同じように手続を進めて問題ないかと思います。労働局より、例年緑色の封筒に入った書類が送付されてきます。当事務所にて手続いたしますので、ご連絡ください。

3. 社会問題から

 年金保険料について、日本とアメリカで二重払いの解消を行うべく、協定が結ばれました。これにより、余計な負担から免れることができます。因みに、2005年度中に発効を目指しているとのことですので、実際には、この適用を受けるのはもう少し先になりそうです。

4. トピックス

平成16年3月より、政府管掌健康保険の介護保険料が、1.11%に引き上げられます。手続き的には、4月支払の給与分より介護保険料が変更することになりますので、手続忘れのないようにお願いします。
 また、一部の健康保険組合では、保険料率の変更を行っている組合もあります。ほとんどが、3月から変更になっているようですので、同様に4月支払の給与分より保険料が変更することになりますので、よろしくお願いいたします。

2004年3月29日 12:00 AM  カテゴリー: 旧小林事務所便り

小林事務所便り (2004/2/26) アーカイヴ

1. はじめに

今年の冬は、気温の低い割には比較的暖かく感じられる日々が続いているように思われますが如何なものでしょうか。
 3月は年度末となり、何かと忙しい時期になりますので、充分に健康面には注意をして、元気でお過ごしください。

2. 労働経済から

厚生労働省は、65歳定年制を義務化しようとしていますが、経済界の猛反対により、その実施はかなり難しいようです。高齢者を引続き雇用するということは、若い労働力の採用を抑制してしまう恐れがあり、年金受給年齢まで定年を引き上げたい厚生労働省には頭の痛い課題となっているようです。

3. 社会問題から

政府官掌の健康保険の事業所様におかれましては、新保険証との差し替えを行いました。
 今回より、被扶養者にも一人一枚の配布となります。紛失した場合など、サラリーローン等で悪用される場合もあるようですので、取扱には充分ご注意ください。

4. トピックス

年金改革で一番の関心事であった厚生年金の適用者の拡大(週20時間以上は加入義務)について、その検討は5年後に先送りになりました。これはおそらく、夏に実施される参議院選挙を睨んでの対応かと思います
 この件につきましては、私的には少しほっとしたところですが、今の国会議員は、選挙で勝つことしか頭になく、本来の国民のために国をよくしようとする姿勢がほとんどないように思われます。
 何度も言うように、国民が納得する制度を作り上げてもらいたいものです。

2004年2月26日 12:00 AM  カテゴリー: 旧小林事務所便り

小林事務所便り (2004/1/30) アーカイヴ

1. はじめに

今年のお正月はいかがお過ごしになられたでしょうか。
 季節的には1年中で1番寒い時期になりました。晴天の日が多く、乾燥している日々が続いておりますので、くれぐれも風邪などひかぬよう、お過ごしください。

2. 労働経済から

労働組合の組織率が年々減少しております。最近の春闘をみても雇用維持が重要課題となり、昔のような賃上げ要求という、季節の風物詩的なものは影を潜めてしまいました。特に最近の若者は、労働組合の存在意義も理解されていない方が多くなりつつあり、それも一つの要因のようです。

3. 社会問題から

政府官掌の健康保険の事業所様におかれましては、本年3月を目途に、新保険証との差し替えを行う予定になっております。
 社会保険事務所から送付されてくる案内により実施されます。手続は当事務所にて行う予定ですのでご連絡ください。

4. トピックス

年金改革がほぼ見えてきました。保険料の上限は18.35%(労使折半)になり、本年10月より0.354%づつ毎年保険料を引き上げていこうというものです。
 また、厚生年金の適用者の拡大(週20時間以上は加入義務)に伴い健康保険の加入条件も同様にしたいとの考えのようです。
 ふたを開けてみれば、結局問題を全部先送りにした内容で、なんら根本解決になっていないような気がします。
 国民年金の未納者問題も解決することが先決と思いますが如何でしょうか。
 

2004年1月30日 12:00 AM  カテゴリー: 旧小林事務所便り

小林事務所便り (2003/12/29) アーカイヴ

1. はじめに

旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
 また、本年もよろしくお願いいたします。
 平成も早いもので16年目に入りました。今年こそ、景気回復を本格化してほしいものです。 

2. 労働経済から

育児休業制度が見直しになりそうです。条件付ですが育児休業期間の6ヶ月間の延長。対象労働者の制度の適用拡大。看護休職制度の導入(努力義務)などが挙げられています。また、301人以上の企業は、一般事業主行動計画を策定し、届出を義務付けられました。(300人以下は、努力義務です)

3. 社会問題から

年末に賞与を支払われている事業所におかれましては、賞与支払届の提出が必要になります。
 また、賞与を支給をしていない事業所におかれましては、不支給の届出が必要になりますので、当事務所までご連絡ください5. トピックス 年金改革がどのように進んでいくのか、全く予断を許さない状況です。衆議院選挙で体制が変わらなかったので、厳しい状況が続くと思われます。
 特にパートさんの厚生年金への適用拡大の件は、会社にとっても大きな出費となってきますので、その動向が気になるところです。
 多少の猶予期間もあるようですが、できるものであれば、ワークシェアリング等も検討して、週に20時間未満に就労時間を抑制していくことも考えてみる必要があるかもしれません。

2003年12月29日 12:00 AM  カテゴリー: 旧小林事務所便り

小林事務所便り (2003/12/1) アーカイヴ

1. はじめに

毎年言われることですが、早いものでもう12月となってしまいました。相変わらず厳しい年になってしまいましたが、最後の締めくくりの月です。
 手続忘れ等がないか、もう一度再確認をお願いします。

2. 労働経済から

2005年の労働基準法の改正に向け、8時間規制の枠を緩和したり、パート社員の残業代割増率を通常より高くすることを検討していくようです。全ての職種とは言いませんが、個人的にはある一定の条件を満たしていれば、残業代の概念をもっと見直してもよいと考えております。

3. 社会問題から

厚生年金加入の要件におきまして、どうやら年収の65万円以上とする条件は取りやめになった模様です。週に20時間以上働いていれば加入する方向のようですが、実施までに猶予期間が設けられる見通しです。来年の年金改革に向けて、抜本的な取り組みが必要です。

4. トピックス

平成16年1月1日より労働基準法が改正されます。特に注意が必要なのは、就業規則に解雇要件を記載しないと解雇できない点です。解雇要件を具体的に記載する必要がありますが、解雇事項の最後に「前各号に準ずるやむを得ない事由があったとき」の一文を必ず記載することをお勧めします。
 このように記載することにより、不測の事態が起きても、解雇事由として対応することができるからです。
 なお、解雇回避努力は必要なのは言うまでもありません。

2003年12月1日 12:00 AM  カテゴリー: 旧小林事務所便り

小林事務所便り (2002/10/31) アーカイヴ

1. はじめに

日に日に昼の時間が短くなることを実感してしまう季節となりました。
 早いもので、今年もあと2ヶ月を残すのみとなってしまいました。
 12月に入りますと、何かとせわしくなりますので、今月中にできるものは、処理しておきたいところです。

2. 労働経済から

少子化が深刻化しているのを受けて厚生労働省は、今後23年以内に育児休暇取得率を男性は10%、女性は80%となるよう目標設定し、育児休業の取得率の向上を目指すようです。 
 そのほかにも、子供の看護休暇等の促進も考えています。

3. 社会問題から

坂口力厚生労働相は、20078年を目途に、現在市町村が運営している国民健康保険を都道府県単位で統合する一方、全国一律で運営している政府管掌健康保険を、都道府県単位に分割し、保険運営を効率化するという医療保険制度の抜本改革に向けた私案を公表しました。

4. トピックス

失業保険の給付に関しまして、実際に求職活動をしていないと支給されませんが、その確認が10月より厳しくなっております。今まで、ブラブラしていても失業保険を貰えると思われていた方もいるかも知れませんが、無駄な給付は今後行わない方針のようです。
 また、8月に行いました社会保険の定時改定により、11月支給分の給与より、社会保険料を変更される方がおります。
 算定基礎届の控をご覧になり、手続漏れのないようお願いします。

2003年10月31日 12:00 AM  カテゴリー: 旧小林事務所便り

小林事務所便り (2003/10/31) アーカイヴ

1. はじめに

紅葉シーズンの到来の時期となりました。冬を迎える前の美しい彩が行楽地で見られることと思います。
 11月は連休が2回ありますので、お出かけの予定を計画されている方も多いと思います。ゆっくり、楽しんできてください。

2. 労働経済から

 地域別最低賃金が10月より改正されました。東京都は時間額で708円と据え置かれましたが、神奈川県は1円引き上げられ707円となりました。
 本年度引き上げがあったのは5県のみです。因みに全国加重平均額は664円となっております。

3. 社会問題から

政府管掌健康保険におきまして、10月1日以降に加入された方につきましては、カード化された被保険者証が発行されております。また、被扶養者につきましても一人一枚交付されておりますので、取り扱いにご注意くださるようよろしくお願いいたします。

4. トピックス

電子申請という言葉を耳にする機会が増えています。これはインターネット等を使って手続をすることで、行政機関に出向かなくても申請手続きができることをいいます。
 先日、この件で説明会がありましたが、雇用保険、社会保険関係では添付書類が多く、また、電子申請に伴う認証を得るについても手数料が発生すること、従業員さんにも認証を得てもらうこと等により、かなり負荷があり、現時点では、用紙による届出に取って代わるものではなく、そのような申請方法もできるという捉え方のようです。

2003年10月31日 12:00 AM  カテゴリー: 旧小林事務所便り

小林事務所便り (2003/10/1) アーカイヴ

1. はじめに

1年のうちでも最も過ごしやすい季節を迎えました。スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋などと言われていますが、皆様は、どの秋でお過ごしになりますか。
 因みに私は、スポーツの秋にして、減らない体重を少しでも減らしたいと思っております。

2. 労働経済から

本年の新卒の初任給が発表されました。大卒は20万円台。高卒は16万円台となり、ここ数年、前年と比較してほとんど増えていない状況です。
 この数値を参考にして、新入社員の給与を検討されるのも一つの手かもしれません。

3. 社会問題から

10月中に健康保険者証更新に伴う被扶養者調書の提出を行います。被扶養者が居られる従業員さんについて、奥さんの非課税証明、高校以上のお子さんが居られる方は在学証明書等により、確認することになりますので、展開、準備のほどよろしくお願いいたします。後日、当事務所より手続に参ります。

4. トピックス

不良債権処理の影響で退職を余儀なくされたもの(「離職対象者」という)を常用雇用により雇い入れた場合、事業主に対して奨励金が支給されます。
 事業所の業務内容により60万円か70万円が支給されます。
 離職対象者は、「雇用調整方針対象者証明書」を交付されていると思いますので、このような話があった場合は、当事務所までご連絡ください。
 うまく活用できれば、上記の金額が受給できると思います。

2003年10月1日 12:00 AM  カテゴリー: 旧小林事務所便り